江ノ島・哲学ウォーク(アーダコーダ)(2015年9月20日(日))

過去の参加レポです。
哲学ウォークはいつかやってみたいと思いつつできてないなあ。。。

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哲学カフェではありませんが、アーダコーダさん主催の哲学ウォークに参加しました。
シルバーウィークの日曜日のいい天気の午後ということで、江ノ島は激混みで、仲見世通りは詰まってしまい、歩けないほどで、その先の集合場所に時間までに間に合うか、焦ってしまいました。
なんとか間に合いましたが、それは他の人も同じだったようで、時間を少し過ぎて10人くらいの参加者が集まりました。

そこから、簡単に説明があり、哲学ウォークの始まりです。
哲学ウォークとは、哲学者の言葉を書いた紙がお題として与えられ、そこに合った景色を探して散策するというものです。
歩いている間は無言で、合った景色があったら、一人一回だけストップと言い、そこでお題を披露して、どうしてその景色を選んだかを説明します。
その説明を受け、他の人が質問をしますが、それに対する返事はしません。
ということで、1時間強の散策時間のなかで、口を開くのは、自分の発言を1回と、他の人に対する質問を数回だけ、ということになり、基本、沈黙を楽しむというものになります。

江ノ島はどこに行っても人だらけで、ストップと言うと、じゃまになったり、いきなり話し始めるのが、恥ずかしかったりしましたが、だんだん慣れてきて、いい天気といい景色を楽しむことができました。
ネタバレになるといけないので、お題は内緒ですが、後で振り返ると、同じ景色を見ていても、この人は、こんなキーワードについて考えていたんだなあ、なんてわかって、面白かったです。
哲学カフェの言葉によるコミュニケーションとは別に、無言の中での存在の距離感を通したコミュニケーションとでも言うのでしょうか。

その後は、景色のいいカフェでお茶をしつつ、振り返りをしました。
他の人と藤沢まで一緒に帰りましたが、友達と海に遊びに来た帰り、みたいな感じがちょっとしました。
旅というのは、それだけで解放的になれるので、なんだかいいですね。また、参加してみたいですね。

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