対話している哲学書 「新哲学対話」飯田隆

「言語哲学大全」(未読です・・・すみません・・・)を書いた分析哲学の大御所という感じの飯田先生が、プラトンになりきって?、ソクラテスの対話編を書いたものです。
(と言っても、多くは昔に書いたものですが。)

アガトンの「いいワインとはなにか?」なんて哲学カフェでそのままやってもすごく面白そう。
それなのに、まさしく口当たりのよいワインのように滑らかで理解できないことのない文章なのに、議論が奥へ奥へと引きずり込まれていき、酔いが回っていく感がよいです。

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