クルミドの朝モヤ(西国分寺) に参加しました(2017年3月19日(日))

過去の記事の移行第一弾です。

一番最近の参加レポです。
クルミドの朝モヤは、大人数なのに、なんとなくしっとりと落ち着いた場で、とても良かったです。また行きたいな。
ここにも触発され、僕がやる次回のヨコハマタイワは、事前にテーマを決めず、当日にテーマを決めようと思っています。

・・・

体験レポート

2017年3月19日(日)

この1ヶ月、花粉症で引きこもっていたけど、ついに耐えきれなくなり外出しました。
花粉予報は「非常に多い」なんだよなあ・・・横浜より東京は花粉多そうだなあ・・・と思いつつ・・・
西国分寺という、こういう機会でもなければ降りないだろう駅を降りると、すぐにお店はありました。
店には当然、クルミドコーヒーという文字と店のマーク。
ここは、ずっと気になっていて、主催者(店主)の影山さんの本「ゆっくり、いそげ」も読んでいたので、
あ、本物だ、とちょっと感動。
自分の店で哲学カフェをするのは、多分、哲学カフェ運営者共通の夢だよなあ・・・

店は満杯で25名くらい。店がおしゃれだからか、結構若い方が多かったですが、年配の方も居ました。
周りの人に聞いてみたら、ここまで多い回はあまりないそうです。
最初に自己紹介で、全員が、名前と住んでるところ、来た動機を話しましたが、かなり色んなところから来てました。
人気ですね。

まず、2時間のうち、最初の1時間弱で、何をテーマにしたいか話し合います。
この形式にしたのは、
疑問形で質問を言葉にすることで、何が問題か明確にし、その後も考え続けられるという効用があるから、という話でした。
そうかも。僕も次に哲学カフェをするなら自由テーマ方式がやりたかったので勉強になります。
10数個のテーマが出て、「自分を認めるとはどういうこと?自信と欲望も添えて」みたいなテーマに決まりました。
(メモしなかったので適当です)

その後、1時間強かけて、テーマに沿って話し合いましたが、最後のほうで、
「自分が自信を失うような状況になったとき、どう対応するのか。」というかなり実践的な話が積み上げられ、
今後、自分の人生に直接役立ちそうな知見を得られた気がしました。
僕としてはかなり明確に、「自信を失って、落ち込んでも、復活できることを知っていれば大丈夫」というメッセージを受け取り、
そこに、安心感を感じながら帰ることができました。
表情を見ていると形は違えど、参加者の方それぞれが何かを得ていたのではないでしょうか。
こういう、明確な効用が得られる場も珍しいと思います。たまたま、今日がそうだったのかもしれないけど。

影山さんは結構、都度、話を整理しつつ進めるかたちの進行をする方で、
要所要所で参加者の話をわかりやすく言い直し、それが、どれも適切な要約となっていて、圧巻でした。
2時間を通して、この集中力を維持できるというのはすごい。
なにより感心したのは、メモをとりつつ、ずっと全員を名前で呼んでいたところ。
参加者にとっては、きちんと名前で呼んでもらい、更に、自らの発言を別の言葉で言い換えられるほどに理解されたと確認できるのは、
最大級の安心と喜びのような気がします。
とにかく、こういう場を求めている人がこんなにたくさんいて、また、それに応える場があることに勇気づけられました。

花粉がなければ、もうすこし居たかったけど、逃げるように帰宅。おかげで、鼻水はほとんど出ませんでした。

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