ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきました

哲学カフェじゃないけど、以前から気になっていたダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきました。

ダイアログ(対話)という名前が堂々と冠してあるものなんてそうそうないので是非行ってみたいと思ってたけど、
躊躇したのは、その価格。5000円もするんだよね・・・
けど、最近ではディズニーも5000円じゃ行けないし、ということで行ってきましたよ。

結論としては、一度行ってもいいんでは、とオススメしちゃいます。

ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、色々と書かれているサイトもあると思うのでざっくりと書くと、暗闇で、見ず知らずの人と最大8人でグループをつくり、
90分間を過ごし、色々な体験をする、というもの。言ってみればそれだけなんだけど、面白かった。

僕は、奥さんと二人参加だったのですが、友達同士や親子や一人参加の方もいたので、どんなかたちでも楽しめると思います。
必要なものは、新しい体験を素直に言葉にして楽しむ気持ちだけですかね。
(暗闇だから言葉にしないと伝わらない。)

場所は、外苑前と原宿の間かな。Amebaが入ってるかっこいいビルの地下にあります。ビルも建築物として一見の価値あり。関西にもあるみたいです。

という当たり障りのないレポだけだとなんなので、僕なりに気付いたことを書いてみます。

目が見えているときは、人にどう近づくかというのが課題になります。
初対面の場、例えば、クラス替えのあとの新しいクラスの初日を思い出してください。たいていの人は、探り探りで人との距離を測ったことと思います。
まず、相手を遠くに認め、相手の姿カタチで相手の属性を予測し、そして、声をかけて相手の反応を待つ。というように。
高校生の僕に戻るなら、クラスの2つ隣の席の彼が持っているのは、どうも僕が好きな斉藤由貴の下敷きらしいことを発見し、
すかさず「由貴ちゃんが好きなの?」と声をかける感じ。(例が80年代ですみません・・・)

これは言ってみれば、狙撃手(スナイパー)のようなものだと思います。
距離をとって、ライフルの照準で相手を狙い、言葉でいかに相手の心を仕留めるかを考えている。そんなイメージです。

一方で、目が見えていないときは、逆に、人から距離をどうとるかが課題になると感じました。
まずは、視界がないなかで相手を確認するならば、相手に触れているのが一番楽です。つまり距離ゼロがデフォルトとなります。
だから少しでも離れると不安になります。暗闇で何にも触れていないというのは結構不安です。
だけど、それだけだと動作が窮屈になるので、少し距離をとらなければいけないときもあります。
そんなときは、まるでイルカがエコーで状況を判別するように、声を出し、それに応えてもらうことで状況を判別するしかありません。
「前にだれかいますか~?」「いますよ~」というように。そのようにして、言葉により距離をとることになります。

目が見えるときは、言葉で相手との距離を詰め、目が見えないときは、逆に言葉で相手との距離をとる。
明かりがないだけで、こんなふうに濃密な空気感のなかでの全く異質な対話の空間が開けるなんて、とても興味深かったです。

 

他にも色々な感じ方があると思うけど、多分、何かしら気づくことがあると思うので、是非どうぞ。
上限が8名なのですが、できれば、上限ぎりぎりの7、8名のほうが面白いと思いますよ。

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